こんな方におすすめ
- 食品ロスを減らしたい
- 賞味期限と消費期限の違いがわからない
- 食べ物も長持ちさせる方法を知りたい
この記事を見れば、家庭で食品ロスを減らすヒントが理解できるようになりますよ!
本記事では、以下について紹介していきます。
この記事を読んでわかること
食品ロスを減らすヒント
賞味期限と消費期限の違い
食品の保存方法
Contents
食品ロスとは?
食べられるのに捨ててしまわれてしまう食品のこと
日本では、まだ食べられる食品が年間600万トン以上も捨てられていて、世界有数の食品廃棄国になっています。
これは世界の飢餓人口7億人を救えるほどの量です。
1世帯(4人家族)で1年間に出される食べ残しや手付かずのフードロスの金額は3〜6万円と言われています。
食品を大切に扱い、無駄なく消費することで、地球環境にも家計にも優しい生活が実現できます。食品ロスに気づき、実践できる対策から始めましょう。
賞味期限と消費期限の違いを知ろう
食品には「賞味期限」と「消費期限」の2つの期限が付けられています。
賞味期限とは?
食品メーカーが美味しく食べられる期間を示した目安の期限です。賞味期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。ただし、時間が経つにつれて徐々に味や風味が落ちていきます。
消費期限とは?
消費期限は食品の安全性が保たれる期限を示しています。消費期限を過ぎた食品は、細菌の増殖などにより食中毒の危険性が高くなるため、食べてはいけません。
上手に保存して食品の寿命を延ばそう
食品を適切に保存することで、賞味期限や消費期限を延ばすことができます。冷蔵庫や冷凍庫の温度設定など、上手な保存方法を知っておきましょう。
冷蔵庫/冷凍庫の適切な温度設定
冷蔵庫の設定温度は5℃前後、冷凍庫は-18℃前後が適温です。
この温度設定を守ることで、食品の鮮度を長く保つことができます。温度が高すぎると食品が傷みやすくなります。
また、冷蔵庫が整理されていないと、買ったことを忘れていたり、消費期限を切らしてしまうことも・・・
綺麗な状態を保ち、賞味期限や消費期限が近いものは手前に置くようにしましょう。
食品別の保存方法(野菜、肉等)
<野菜>
じゃがいも・玉ねぎなど → 涼しい場所で常温保存
きゅうり、にんじん、ほうれん草など →たてて保存
大根、かぶなど葉っぱ付きの野菜 → 葉っぱを切り分ける
<肉・魚>
外気に触れる時間を短くする
帰宅したらすぐに冷蔵庫・冷凍庫へ
買い物は計画的に
使い切れる分だけを買う
タイムセールやお買い得商品だからといって、まとめ買いしても結局使いきれなくて処分してしまえば、お金も無駄になってしまいます。
また、お腹が空いていると、つい余計なものまで買ってしまいがちに。空腹時に買い物に行くと約60%出費が増えるという研究結果もあるんだとか。
在庫チェックの重要性
買い物に行く前に、冷蔵庫や食材ストックをチェックしていきましょう。無駄な買い過ぎを防ぎ、食材を無駄にしません。
フードドライブへの寄付
家庭で余っている食品を持ち寄り、それらを地域に福祉団体や施設に寄付をする「フードドライブ」。
食べきれない食品はフードドライブを活用して食品ロスを減らすことができます。
まとめ
こんな方に向けて、「食品ロスを減らすポイント」をご紹介してきました。
食品ロスを減らすには、食品を大切に扱い、無駄なく消費すること。
小さな一歩が大事な一歩。
地球環境にもお財布にも優しい暮らしを心がけてみてくださいね。
本記事は以上になります。